【道路使用許可・占用許可】行政書士に依頼するメリット・デメリット
道路使用許可・占用許可申請(主に工事の場合)を行政書士に依頼する場合のメリット・デメリットをまとめました。ご参照ください。(2024年9月1日更新)
メリット
①手間がかからない
「道路使用許可」「道路占用許可」の取得にあたっては、内容に応じて関連する行政庁への調整および書類・図面の作成が必要となります。
(警察署、区役所、建設事務所、土木事務所、労働基準監督署、他)
例えば、都内で道路上に足場を設置するという申請に関して一連の流れで言うと、
「現場調査・測量」⇒「図面・書類作成」⇒「道路管理者へ事前確認」⇒「警察署にて道路使用許可申請」⇒「警察署にて道路使用許可書の受取」⇒「道路管理者へ道路占用許可申請」⇒「道路管理者より道路占用許可書の受取」⇒「道路管理者へ道路占用料の支払い」といった業務が発生いたします。
※この他、バス通りの場合にはバス会社様への調整、私道を含む作業の場合は土地所有者の方への事前承諾、道路に関する別の許認可が必要になった場合の申請業務等が発生いたします。
書類作成時間、移動時間、審査期間等を含めると、申請経験豊富な方でない限りは数週間かかるのが一般的かと思います。
行政書士にご依頼いただく事でスムーズな申請と代表者様や社員様の稼働時短短縮につながり、本業に集中する事が可能です。
②工事に係るコストを抑えることができる
道路許可の申請を行う上で保安誘導員(ガードマン)の設置は重要なキーポイントとなります。
どの場所に、どのような状態で車両を駐車するか等の条件により、必要となる保安誘導員の人数が異なってきます。
保安誘導員の人数が多くなると、当然のことながらその分人件費が大きくなります。
工事期間が長ければ長いほど、その費用は膨大なものになっていきます。
行政書士に依頼いただいた場合、最少の保安誘導員数での許可取得が期待できます。
③行政庁との協議を任せられる
道用許可の申請にあたって役所との事前協議・確認が必要となる場合も多くあります。
例えば、「国道と県道(都道)をまたいで足場の設置が必要な場合」「審査機関が道路管理者とは別」等がよくあるケースです。
慣れていない方だと何回も役所に足を運び、想定以上に時間がかかってしまって工期に間に合わないという可能性もあります。
当事務所では「何度も役所へ足を運んだがうまくいかないのでお願いしたい」という依頼も多くいただきます。
行政書士に依頼する事でスムーズな申請が可能になりますので安心です。
デメリット
行政書士へ依頼する場合は、案件に応じたコストが発生してしまうという点については一見デメリットのようにも思えます。
しかし、自社で完結させようとする場合には、人件費の発生・機会損失・各種経費の発生等々が発生しています。
結果として行政書士に依頼するよりも高い費用がかかってしまっているという場合が多々あります。
当事務所では、お客様のニーズに合わせてベストをご提案しております。
行政書士への外注化を検討されている会社様は、お問い合わせフォームより是非一度ご相談ください。