【足場許可】行政書士に依頼するメリット・デメリット

道路占用許可申請(主に足場設置の場合)を行政書士に依頼する場合のメリット・デメリットまとめ。

メリット

道路占用許可申請を行政書士に依頼するメリットには様々なものがありますが、
その中でも最も大きなメリットは、時間が大幅に節約できることです。

①申請する先の道路管理者により異なる必要書類の見極めにかかる時間が節約できる

道路占用許可申請に必要な書類は、申請する先の役所により異なります。
申請書自体の記載内容も異なりますし、求められる添付書類も異なります。

申請書の記載内容の例を挙げると、ある役所では工事後の道路復旧の方法についての記載を求められるのに、
他の役所では記載不要ということがよくあります。
また、添付書類として、案内図、平面図、断面図、立面図を求める役所は多くありますが、
ある役所ではこれに加え現況写真を求められるケースもあります。
さらに、対象の道路が区道・市道、都道、県道、国道など異なる場合には、申請する役所も区役所・市役所、建設事務所、土木事務所、国土交通省と異なり、
それぞれの役所から求められる書類も異なります。

このように、そもそもどこに申請するのか、そこではどのような書類が求められるのか、という風にチェックポイントが大変多く、
自分で申請しようとした場合には、いきなり多くの時間が必要となります。

②書類作成の時間が節約できる

上記の通り、道路占用許可申請をするためには多くの役所で案内図、平面図、断面図、立面図の提出を求められます。
これらは、綿密な測量を行った上で作成し、足場の専用面積を正確に算出する必要があります。

行政書士に依頼した場合、当然のことながらこれら図面の作成に必要な時間を節約することができます。

③申請に必要な移動時間を節約できる

道路占用許可申請のためには、まずは現場を訪れ、周辺環境の調査や測量を行う必要があります。
その後書類を作成し、役所に行って申請、許可が付与された際には許可証の受取に再度役所へ行く必要があります。

このように、少なくとも3往復は必要になりますので、片道30分の道のりでも、3往復となると移動時間だけで3時間もの時間がかかります。
この3時間を節約できれば、他にどれほど多くの仕事を片付けることができるでしょうか。そのメリットは大変大きいと思います。

デメリット

行政書士報酬としてコストがかかります。