深夜酒類提供飲食店営業届を出さないで深夜営業するとバレる?

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深夜酒類提供飲食店営業届を出さないで深夜営業するとバレる?

深夜酒類提供飲食店営業届を出さないで深夜営業するとバレる?

こんにちは、ワークスハブ行政書士事務所の駒田です。
「うちは小さいお店だから大丈夫だろう」「周りもみんな出してないし…」「個人事業主だから大丈夫…」
そんな考えで深夜営業届を出さずに営業していると、思わぬきっかけで“バレて”大きなトラブルになることがあります。
今回は無届営業が発覚する主なきっかけ事例と、無届営業として摘発されないないようにどうしたらいいかをまとめました。

1. 近隣住民からの通報

もっとも多い発覚パターンは、深夜の騒音や人の出入りに気づいた近隣住民の通報です。
「深夜に酔客の声がうるさい」「明かりがついていて不審」といった理由で警察や行政に連絡が入り、調査に発展します。

2. 競合店・元従業員からの密告

同業他社やトラブルになった元スタッフが「ライバル潰し」「腹いせ」で無届営業を通報するケースもよくあります。
内部事情に詳しいため、具体的な証拠や情報を警察に伝えることも…。

3. SNSやネット口コミで発覚

最近はSNSやGoogleレビュー、食べログなどの投稿から無届営業が判明する事例が増加。
お客様自身の投稿(「深夜3時まで飲んだ!」など)や、お店の公式SNSで深夜営業の様子をアピールしてしまい、そこから調査につながることもあります。

4. 警察の巡回・抜き打ち調査

警察は風営法違反の疑いがある店舗を定期的に巡回・抜き打ち調査しています。
外から見える営業時間表示や、お店の明かり、集客状況などから声掛け・立ち入り調査を行う場合があります。

5. イベントや繁忙期でのオーバー営業

普段は深夜営業をしていなくても、イベントや繁忙期だけ深夜営業し、無届がバレる事例も。
期間限定や不定期開催でも、深夜営業があれば届出は必要です。

無届営業で摘発されないためにはどうしたらいいか?

  • 「深夜営業を始める前に必ず届出を行う」一択です(「あとで出す」はNG)
  • 営業時間を遵守する(届出を出さない場合は24時前に完全閉店する)
  • お客様が残っている限り営業するつもりであれば届出を出しておく
  • 営業時間・営業内容の変更時は速やかに再申請
  • スタッフ教育・マニュアルで法令順守意識を徹底
  • SNSや店頭掲示で誤解を招かない表現を心がける
  • 不明点は所轄警察署や専門家に事前相談

バレてから対処すれば良いという考え方は捨てましょう!開業と同時に出しておく事をお勧めします

まとめ:届出の徹底がリスク回避の第一歩

何度も言いますが、深夜営業届は「バレなければOK」ではありません。
ささいなきっかけで発覚し、営業停止や評判悪化、場合によっては廃業につながるリスクがあります。
安心して長く営業を続けるためにも、必ず正しい手続きを徹底しましょう。

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