道路使用許可の期限が迫ってきた…延長の手続きと注意点

工事が遅れてしまったとき、一番の悩みは「道路使用許可」の期限

建設工事や道路工事を行っていると、天候や予期せぬトラブルにより予定通りに作業が進まないことは珍しくありません。
そのような状況で特に頭を悩ませるのが、道路使用許可の期限です。

「工事が終わらないのに、許可の期限が切れそう…」
そんなとき、どう対応すればよいのでしょうか?

工期を延長する場合は再度申請が必要

道路使用許可には、期限の延長という制度は設けられていません。
そのため、許可期間内に工事が完了しない場合は、再度申請し直す必要があります。

再申請では、初回と同様に以下のような書類を改めて提出しなければなりません:

  • 使用する道路の範囲
  • 工事の計画内容
  • 交通への影響に関する情報
  • 誘導員の配置状況 など

許可が下りるまでには通常数日を要するため、「そろそろ危ないかも…」と思った時点ですぐに動き出すのが理想です。

オンライン申請で延長申請できる?

実は道路使用許可はオンライン申請ができる場合があるんです。

それが今回取り上げた「延長申請」の場合。オンライン申請窓口である、警察行政手続きサイトではすでに取得した道路使用許可の期間を延長する場合、申請可能となっています。

ただし、ここでいう「延長申請」は、形式上は再申請とほぼ同じです。
準備する書類や内容は、新規申請と変わらず、再度詳細な工事内容や使用計画を提出する必要があります。

メリットとしては、申請の一部をオンラインで済ませられるため、警察署へ出向く回数を減らせるという点です。遠方の方は積極的に活用したいですね。

→リンク:道路使用許可はオンライン申請できる?

手続きに不安がある場合は、専門家にご相談を

道路使用許可の申請は、一見するとシンプルに思えるかもしれませんが、実際には細かい書類の整備や警察との調整が必要となります。
特に、期限が迫っている場合や、書類に不備があると、申請が受理されなかったり、許可が間に合わなかったりするリスクもあります。

そうした状況を避けるためにも、行政書士に相談することをおすすめします。

私たちワークスハブ行政書士事務所では、道路使用許可に関する豊富な実績があり、申請から許可取得までをスムーズにサポートしています。
「自分でやるには不安がある」「急ぎで対応したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。