私道での工事も道路使用許可が必要?

私道での工事も道路使用許可が必要?

私道での工事を依頼を受けた場合、「私道だから道路使用許可は必要ないのでは?」と思われる事業者様もいらっしゃるかもしれません。

しかし、私道でも道路使用許可が必要なケースって結構あるんです。

私道で道路使用許可が必要なケースとは?

そもそも私道とは何でしょうか?

私道とは、国、都道府県、市区町村が管理する公共の道路、いわゆる「公道」ではなく、それ以外の「個人または特定の団体が所有し、管理する道路」のことを指します。

私道は、一般的に私有地内にあり、その所有者が維持管理を行います。

しかし、道路使用許可の根拠法令である道路交通法では、道路法第2条に規定される国、地方自治体が管理する道路に加え、「私道であっても不特定多数の人が通行する場所」も道路と定義しています。

つまり、私道でも一般の人が自由に行き来できるようになっている私道の場合、道路交通法上の「道路」に該当し、工事や車両を駐車する場合は一般の道路と同じように道路使用許可が求められることになります。

私道だからといって安易に考えず、どのような私道に道路使用許可が必要となるのか、しっかりと理解しておきましょう。

私道で工事を行う際に注意するべきもう一点

私道での工事において、もうひとつ忘れてはいけないのが私道所有者からの許可です。

私道は個人や法人等が所有しているため、何か作業を行うにはその所有者の許可が必要なのです。

警察署によっては道路使用許可を取得する際に、土地所有者の使用承諾書の提出を求められる場合もあります。

この使用承諾書は、工事を行う際に所有者の敷地内を使うことの同意を得た証明となるものです。

自分の土地で勝手に工事されたら困りますよね?

私道の所有者との調整が済んでいないと、後々問題になることがあるので、しっかり確認して進めましょう。

道路使用許可の申請は専門家にお任せください

私道で道路使用許可を取得するためには、警察への行政手続きが必要です。

こうした手続きを一つ一つ自分で進めるのは、時間と労力がかかり、場合によっては予想外の問題が発生することもあります。

そんな時に頼りになるのが行政書士のサポートです。

ワークスハブ行政書士事務所では、私道での工事に必要な手続きもサポートしています。

使用承諾書の作成、必要な書類の準備、警察や行政機関との交渉、申請手続きまで、全力でサポートいたします。

「道路許可のプロに申請サポートを依頼したい」という方ワークスハブ行政書士事務所までお問い合わせください。