深夜営業届のグレーゾーンとリスク、あなたの店は大丈夫?
深夜営業届のグレーゾーンとリスク、あなたの店は大丈夫?
こんにちは、ワークスハブ行政書士事務所の駒田です。
「うちは本当に深夜営業届が必要?」「この営業スタイルは大丈夫?」と悩むオーナー様も多いはず。
実は深夜営業届の“グレーゾーン”に当たる営業形態は意外と多く、知らぬ間にリスクを抱えているケースも少なくありません。
今回はグレーゾーンとなりやすい事例とそのリスク、注意すべきポイントを解説します。
グレーゾーン例1:食事メインだけど深夜はお酒も出す店
普段は食事メインのカフェやレストランでも、深夜0時以降にアルコールを主体的に提供していれば届出が必要。
「お客様の注文次第でお酒が多くなる」「イベントやパーティーで夜間にお酒中心になる」場合は要注意です。
グレーゾーン例2:曜日限定・イベント営業
普段は深夜営業しないものの、週末や特定イベントだけ深夜営業をする場合も届出が必要です。
「不定期だから大丈夫」は通用しません。
グレーゾーン例3:飲み放題や時間制プラン
飲み放題プランが深夜0時をまたぐ場合や、時間制パーティープランでアルコールが中心になる場合もグレーゾーン。
「食事付き飲み放題」でも深夜帯&お酒中心なら届出が必要です。
グレーゾーン例4:カフェバー・昼夜で営業内容が違う場合
昼はカフェ、夜はバー営業など、時間帯によって営業内容が変わる業態は特に注意。
深夜帯だけお酒メインになるケースも多いので、実際の営業内容で判断しましょう。
「大丈夫だろう」が危険な理由
- 風営法違反と判断されれば営業停止や罰則、許可取消しのリスク
- 住民や競合、元従業員からの通報で一発アウト
- SNSやネットで拡散されればイメージダウン不可避
- 再就職や他店舗運営にも悪影響
「グレーゾーン=自己判断でOK」ではありません。
リスクを回避するためのチェックポイント
- 深夜0時以降に酒類をメインで提供していないか?
- イベントやパーティー時に深夜帯営業をしていないか?
- 飲み放題やコースプランでアルコールが中心になっていないか?
- 営業内容・営業時間が変更になる予定はないか?
- 迷ったら警察署や行政書士など専門家に相談したか?
ひとつでも当てはまる場合は、必ず事前に専門家へご相談を!
まとめ:グレーゾーンこそ、確実な確認と届出を!
深夜営業届は、“グレーゾーン”の自己判断が一番危険です。
確実な確認と手続きを行い、安心・安全な営業を続けましょう。
不安や疑問は、いつでもご相談ください。
ご相談はお気軽に!
ワークスハブ行政書士事務所 駒田
(東京・千葉・神奈川・埼玉エリア対応)
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